熊本県 防災ハンドブック 竜巻・落雷から身を守る
「発達した積乱雲」が近づく兆しを把握しておきましょう
●竜巻・落雷とも台風・寒冷前線・低気圧などにより「発達した積乱雲」に伴って発生します。
「積乱雲」が近づく兆候は…
●真っ黒い雲が近づき周囲が暗くなる。
●冷たい風が吹き出す。
●大粒の雨や「ひょう」が降り出す。
●平成24年5月に茨城県つくば市等で竜巻等の突風などにより、死者3人(うち2人は落雷が原因)及び負傷者58人、建物全壊89棟、建物半壊197棟の被害が発生しました。
(東京管区気象台 現地災害調査速報より)
●竜巻等の災害は日本のどこでも、季節を問わず発生します。
●日頃から身の回りの屋内外の避難場所・避難方法を考え、竜巻・落雷が発生したら、身を守るためすぐに避難しましょう。
頑丈な建物の中へ避難します
●避難するときは屋根瓦などの飛来物に注意しましょう。
室内では頑丈な机の下に入り身を低くします
●家の中心部に近い、窓のない部屋に移動しましょう。
●窓、雨戸を閉め、カーテンを閉めましょう。
●窓ガラスには絶対近づかないこと。
避難できない場合は、物陰やくぼみに身をふせましょう
●車庫・物置・プレハブ・木の下への避難は大変危険ですので絶対にやめましょう。
雷鳴が聞こえたらすぐ避難
●雷鳴が遠くても、雷雲はすぐに近づいてきます。
●屋外にいたら、安全な場所に避難しましょう。
建物の中や自動車へ避難
●建物や屋根付きの乗り物(自動車など)へ避難しましょう。
木や電柱から4m以上離れる
●木や電柱からは4m以上離れてください。
●三角の範囲内であれば比較的危険性は低くなりますが、なるべく早く安全な場所に避難しましょう。
●近くに避難する場所がない場合には姿勢を低くしましょう。
雨宿りで木の下に入るのは危険です