熊本県 防災ハンドブック

熊本防災

はじめに

 平成28年熊本地震からの被災者の生活再建と被災地の復興を着実に進める中、 令和2年7月豪雨による河川の氾濫や土砂災害によって、県南地域を中心に本県は再び甚大な被害に見舞われました。
 今回の災害を受け、本県では、「令和2年7月豪雨からの復旧・ 復興プラン」を策定し、 緑の流域治水を推進するとともに、「誰一人取り残さないくまもと」の思いのもと、 被災者・被災地域の一日も早い復旧・復興と、生命・財産を守る地域防災力の強化に全力で取り組んでいます。
 大規模な災害が発生した場合に被害を最小限に抑えるためには、行政機関による 「公助」だけでなく、自分の身は自分で守る「自助」と地域で助け合う「共助」が重要です。
 私から皆さまにお願いしたいことは、災害が起きる前に、とにかく安全な場所に避難していただくということです。特に、風水害や土砂災害から身の安全を確保するには、雨風が強くなる前に早めに避難する「予防的避難」が有効です。
 この「防災ハンドブック」では、災害の特徴や避難行動のポイントに加え、日頃から必要な災害への備えなどをわかりやすくまとめています。
 皆さまにおかれましては、災害発生に備えた防災対策の参考として、是非、本ハンドブックを御活用ください。

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